さて、FXでは基本的に自動売買を行っていますので、レンジ相場かどうかをみています。2019年3月からレンジを築いている通貨ペアのひとつがカナダドルがありますね。
実際にみていきましょう。
日足では緩やかな下方とレンジ
日足でまずは確認しますと、2018年12月末に押し目をつけ、1月以降は上昇トレンドです。
3月以降は一気に長期の移動平均線や中期・短期ともにカーブは緩やかになり、戻りが大きい状況ですので、このまま1ヶ月程度はレンジのような行ったり来たりの相場を形成しそうですね。
今後長期の移動曲線を大きく上回る局面が来れば、トレンド転換となりますが、現在のところ、なかなか高値更新できていませんので、安値更新の勢いの方が強そうです。
4時間足:短期的には売りが優勢
こちらは4時間足です。
みていただくとおり、3月25日あたりが直近のチャート底値ですね。ここから、高値更新をしていますが、直近4月では長期移動曲線までブレイクして、このタイミングで一気に引き上がったいます。
ただし、前回高値を更新することができていないことを考えますと、ここで一旦上昇勢いは収束し、レンジ後の下落が予想がつきそうな相場です。
1時間足:ブレイクするか、エントリー見極め場所
こちらは1時間足になります。長期の移動平均に支えられる形で、上昇トレンドでしたが、直近の高値更新は、ひとつ前の高値と比較した際に勢いがなく、トレンド終了を予感させます。
一旦、この時点で押し目をつけて、レンジ入するのか、長期の移動平均線の勢いそのままに折り返すのかがポイントになりそうですね。長期移動曲線をブレイクすれば、下方向へ【売】となりますが、売りも弱い場合には狭い範囲でのレンジ形成となりそうです。
まずは、押し目を見極め、レンジとなれば、自動売買エントリーの価値のある相場状況です。
2019年5月のFX相場には注意が必要
ただし、4月エントリーで気をつけていきたいことが5月のGW相場になります。
銀行が空いてないから入金できない…なんてことがないように、オンライン口座開設をしてクイック入金できる体制にすると便利です。
また、FX会社の休暇情報の入手は今のうちに。
各社証券会社からも下記のような内容の連絡がありますように、相場変動の要因が多くなっています。
㈱マネースクエア HP より
今年のゴールデンウィーク(GW)は、4月27日から5月6日までの10日間。例年より大幅に長い。この間、FRBとイングランド銀行が金融政策を決める会合を予定しているほか、アメリカの雇用統計や欧米のGDP成長率など重要な経済指標が発表されます。アメリカをはじめ世界の企業による四半期決算の発表も予定されています。
[January 30, 2019] No 031844074
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